45歳男性 会社員 入社当初から腰痛を抱えていた
大学生のときにぎっくり腰になってしまったという苦しみがわかりますか。
たしかに、わたしは子どものころから病弱で、
身体は決して強くはありません。
しかし、大学生のとき、まだ20歳だったわたしは、
甥を抱っこしたことがあります。
すでに7歳になっていた甥は、まるまると太っており、
なかなかの体重でした。
しかしわたしも一応男なので、7歳児を抱っこできないというのは屈辱です。
なんとか頑張って抱っこしてみましたが、頑張らない方がよかったんですね。
腰の方で、何か音がしたのを聞いたような気がしたんです、
それこそ「ぎくっ」というような音でした。
それからはまともに歩けず、なんとか病院に行って、
ぎっくり腰と診断されたときの驚きと悲しみと言ったら。
この世には、何という残酷な定めがあるのかと、
いろいろなものを恨みたくなってしまいました。 そのときのぎっくり腰は治ったことは治ったのですが、
腰が弱いということが露呈しました。
とはいえ、ぎっくり腰なんておじさんの症状だから、
若い自分には関係ないと思っていました。
それから、今考えると恐ろしいことですが、アルバイトに精を出し、
ときには力仕事さえしていました。
ああ、それがどれほど、弱い腰にダメージを与えていたか、
あのころのわたしにはわからなかった。
大学を卒業し、今の会社に就職するころには、
すでに腰痛の症状が現れていました。
当時はさすがに、かすかな痛みでしかなかったのですが、
病院へ行くのは嫌でした。
学生時代にぎっくり腰と診断されたショックが忘れられなかったのです。
腰の痛みなんて一時的なもので、どうせすぐ治るだろうと思っていました。
ところが、20年たった今でも、腰痛とつき合っているのですから、
やはり運命は残酷です。
日本人の平均寿命は、現在では男でもだいたい80歳くらいになるそうですね。
単純に平均寿命まで死なないと考えると、
わたしはあと35年生きることになります。
後35年間、この腰痛とつき合っていくことになってしまいそうな勢いです。
しかし、始めてぎっくり腰になった20歳のころから今まで25年、腰痛はありました。
ずっといたかったわけではありませんが、腰は決して万全ではなかったのです、この25年間は そして、これからも腰痛が治る見込みがなさそうなので、
20歳から80歳まで、60年間、腰痛に悩むことになります。
80年の人生の中で、60年腰痛に苦しみ続ける人生なんて、想像できますか。
本当に、この世の中にある残酷な運命というやつを、わたしは呪わずにはいられません。
カテゴリー:腰痛


